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目覚めた自分。
その傍らに眠るのは、6匹の悪魔。乳魔達。
おぼろげな記憶、あまりに頼りない自らの手足。
それでも悪魔に背を向けて"よちよち"と歩きはじめる。
全てが不確かな、悪夢の様な世界の中。 「ここから抜け出せ」と、その魂は悲鳴をあげていた。
――ここが天国とも知らずに。